2020.2.7 調査リリース
また、前回は『PHPカンファレンス北海道』にてITエンジニアを対象とした実態調査(https://party-calendar.net/blog/personality-is-the-most-important-for-itengineers.html)を行い記事にしておりますので、今回のウェブクリエーター編と比較すると面白いかもしれません♪
そして今回は、婚活パーティーポータルサイト「オミカレ」のUXエンジニアの前川 昌幸と、同じく「オミカレ」のUIUXデザイナーの堀田 愛子のコメント付きです!
現役のウェブクリエーター&婚活業界関係者、かつ男女の異なる目線からのコメントも必見です!
前川 昌幸(まえかわ・まさゆき)
UXエンジニア
岡山県在住。小売店、飲食業を経て2000年よりウェブ制作に従事し、2018年10月から婚活パーティー、お見合いパーティー検索サイト — オミカレに所属。
業務外の活動として、セミナーイベント・勉強会への登壇、書籍の執筆・寄稿など執筆活動、技術系ドキュメントの翻訳などを行う。okayama-js主宰。Okayama WordPress Meetup オーガナイザー。2012年/2014/2017年okawebアワードグランプリ、大都会 Awards 2016/2017を受賞。
主な書籍として、『レスポンシブWebデザイン入門~モバイルファーストの考え方からのアプローチ』(技術評論社)、『プロが教えるレスポンシブWebデザイン 現場のメソッド』(MdN、監修・共著)など。
①自分の年収はどれくらいあれば結婚できますか?
②相手の年収はどれぐらいあれば結婚できますか?
結婚といえば、やっぱり無視できないのが年収、お金のこと!
未婚・既婚ともに、結婚に必要な自分の年収は「300~400万円」が6割以上を占める結果となりました。
既婚者もほぼ同意見ということから、これくらい収入があれば問題なさそうだな、と推察できますね。
一方、若干異なる結果が出たのが相手に求める条件です。
未婚・既婚ともに「300~600万円」が全体の約8割を占めますが、既婚者の方がややジャッジが甘い結果に。
「理想は500万円以上ほしいけど、それ以下でもまあ生活はできるかな」という現実的な結果といえるでしょう。
堀田:私は共働きなら、お互いこのくらいあれば結婚できそうというイメージを持っています。2人合算すれば大丈夫そうかなと。
前川:確かに、ウェブクリエーターの人は共働きを前提としている人も多いかもしれません。
堀田:周りでもあまり専業主婦/主夫になりたい人は聞かないですね。
前川:僕も同じ業界の知り合いよりも、同じ業界ではない知り合いの方が専業主婦/主夫率が高いですね。
③結婚で重要なことは何ですか?
④相手に学歴を求めますか?
注目したいのは「結婚で重要なこと」について。未婚・既婚ともに1位が「人柄」なのは変わらずですが、2位以下にかなり違いが見られます。
未婚の場合、「仕事理解」「経済力」が上位にあるのに対し、既婚では「趣味」「家事能力」が上位にきています。
結婚する前は自分の仕事のことやお金のことなどを中心にドライに考えていたものの、実際に結婚してみるとそれよりも趣味が合うか、生活するうえで大切な家事能力があるかといった部分がより重要になるようです。
堀田:そうですね。
あ、既婚者は趣味の位置付けが高くなるんですね。前川さんはどうですか?
前川:子供ができると奥さんと2人の時間は取りづらくなりました。
だから共通の趣味は大切なのかも。
堀田:私の場合は、趣味に相手がどうこうってあまり思ってなかったので重要度は低いかと思いました。
前川:既婚では家事能力の位置付けが高くなるのは納得できます。
奥さんとの結婚生活が長い今でも、家事に関しては少し言われますね。
私も働いているのにって男性に対する女性側の不満が現れた結果になっているのではないでしょうか。
⑤今までの交際人数は何人ですか?
⑥今まで使用した婚活/恋愛サービスは何ですか?
⑦(未婚の方のみ)結婚願望はありますか?
⑧(未婚の方・結婚願望「ある」と答えた方)いつまでに結婚したいですか?
⑨(未婚の方・結婚願望「ない」と答えた方)結婚願望がない理由は何ですか?
ITエンジニア編では、今までの交際人数で一番多い回答が「0人」だという衝撃の結果でしたが、ウェブクリエーター編では異なる結果に。
また、いずれは結婚したいと考えつつも「もう少し先」「今は仕事に打ち込みたい」という人が多いように見受けられます。
使用したことのある婚活サービスは、未婚・既婚で大きく違いが出ました。
未婚者には圧倒的にマッチングアプリが人気ですが、結果を出している既婚者では婚活パーティーが1位です。
なんだかんだ言っても、やっぱり対面で会うことが恋に結びつきやすいってことかもしれませんね。
■コメント
前川:ITエンジニア編と比べて、ウェブクリエーター編の交際人数が多かったのは、環境も関係あるのかなと思いました。
例えば出身学校でいうと、ITエンジニアの場合はコテコテの理系で周りも男性が多いですが、ウェブの専門学校だと男女両方いますからね。
堀田:前の職場では、女性のITエンジニアは1割ぐらいしかいませんでした。
ウェブクリエーターは女性の比率も高いからこそ交際人数もITエンジニアよりも多いのかもしれませんね。
前川:婚活/恋活サービスに関しては、30代の知り合いは婚活サービスを使っているって話を、最近よく聞くようになりましたね。
男性はマッチングアプリを使っているとよく聞くのですが、女性の知り合いでは婚活パーティー行ってるっていうのも聞きます。
堀田:マッチングアプリだと会うまでに時間がかかりすぎてしまうこともあるので、女性は年齢を考えると婚活パーティーを選ぶこともありそうですよね。
■みんな堅実に、普通に幸せな結婚を求めている!ウェブクリエーターも狙い目です!
以前実施したITエンジニア編と比較しながら、ウェブクリエーターの婚活実態を見てみました。
ウェブクリエーターは昨今人気の高い職種ですが、「何をしているのかわからない」というイメージも強く、婚活事情もいまいち見えにくいですよね。
ですが今回の調査で、思ったよりみんな堅実に、普通に幸せな結婚を求めていることがわかりました!
結婚相手に求めるのは、高年収や学歴、特別なスキルではなく、「人柄」や「趣味が合うこと」……すごく普通ですよね?
また、出会いの方法としてマッチングアプリや婚活パーティーを利用していることも判明!
普段仕事で関わりのない業界にいても、思いがけず出会えるチャンスはきっとあるはずです。
もしウェブクリエーターとの恋愛や結婚を望むなら、今回の調査結果をぜひ参考にしてみてください。
相手の考えを知り、それに合わせて動く。
これが婚活の基本ですよ!